埼玉県熊谷市にホスピスを設立します！

　2024年11月　埼玉県熊谷市にホスピスを設立することになりましたのでご報告します。

　前回、前々回のブログで私たちケアプロが訪問系サービスを行う中で見えてきた課題から、
施設系サービスを通してより地域に貢献したいと思うに至った経緯をお話してきました。

　→　第1段　看護小規模多機能＆ホスピス設立に挑戦します！

　→　第2段　東京都中野区での「看護小規模多機能型居宅介護」への挑戦

【ホスピスをすることになったきっかけ】

　中野区での看護小規模多機能型居宅介護を構想している中で、
ケアプロ株式会社からCHCPに株式譲渡がなされ、ケアプロ在宅医療株式会社として、CHCPのグループ会社となりました。
ちょうどこの時、CHCPナーシングケアの中で熊谷市でのホスピスプロジェクトが進行中であり、
この運営をケアプロ在宅医療で行っていくことになりました。

ケアプロ在宅医療のミッションは、

「在宅医療の課題を解決し、” 私らしくいきたい ” を支える社会を創造する」です。

「私らしくいきる」とは、人生の瞬間瞬間の選択を自分で行えることだと考えています。

　今回のプロジェクトで、熊谷市の地域の方々が、
住み慣れた地域で、” 私らしく” いきられるように支援することは、
ケアプロ在宅医療のミッションにも沿っており、施設サービスへの着手を検討している段階であったため、
本プロジェクトに挑戦することにしました。

【熊谷市の課題と私達の考えるホスピス】

　現在、病床数の削減や在院日数の短縮等により、
病院からは医療依存度の高いケースや退院環境が整っていない中での早期退院を迫られるケースがあり、
加えて、熊谷市は、近隣の他市に比べ要介護者に対する介護向け施設の供給率が低い現状があります。

医療依存度の高い方は自宅に戻ることが難しく、施設でも状態が安定しない方では入居が難しい場合も多く、
それにより離れた他市や他県に転院を余儀なくされる事例も多い現状があります。

　自宅に帰ることができない、地元の施設に入れず住み慣れた地域から離れなければならない、
家族とも自由に会うことができず最期を迎えなければならない、、、。

そのような状況を解決するために、24時間体制の支援が受けられ、
家族や地域の人たちとも交流を継続しながら生活できる場所、
ご本人の希望に沿って最期を穏やかに、「私らしくいきる」ことができる場所を目指しています。

　また、熊谷市には、CHCPグループの病院や薬局などがあります。
それぞれのグループ会社とも連携、協力しながらシナジーを生み出し、地域に根ざした、
信頼されるホスピスの運営をしていきたいと思っています。

　今までケアプロ在宅医療は東京、島根での事業を行ってきましたが、埼玉県での事業は初めての取り組みとなります。

「在宅医療の課題を解決し、” 私らしくいきたい ” を支える社会を創造する」というミッションに沿い、
熊谷市の課題を解決すべく、地域の皆様のご協力をいただきながら運営をしていきたいと思っています。

【現在決まっている開設情報】

・開設時期：2024年11月
・サービス形態：訪問看護・訪問介護・居宅介護支援併設のサ高住
・場所：埼玉県熊谷市
・戸数：31戸

採用についても随時募集しておりますので、ご興味がある方は、下記よりお問い合わせ下さい。
→　https://carepro-hmc.co.jp/contact/

また、今後の進捗についても随時ブログにて公開していきますので、御覧ください。
→　https://recruit.carepro-hmc.co.jp/info/